CalDigitは、FireWire 400および800 RAIDデバイスをはじめ、2006年以来クリエイティブ市場で数百万のMacユーザーにサービスを提供してきました。

2006年半ば、CalDigitは最初のeSATA RAID、S2VR Duoを出荷しました。これは、10ビット標準解像度 (SD) ビデオの3ストリームを同時に処理するように設計されたSATA II 3Gb/s RAIDシステムです。これは、世界最速のデュアルドライブ外部SATA 3Gb/s RAIDサブシステムでした。その後、CalDigitは、230MB/秒に達する初の5ベイeSATAハードウェアRAIDであるS2VR HDの出荷を開始しました。レンダリングを待たず、高価なSCSIやファイバーチャネルソリューションを使用せずに、10ビットの非圧縮高解像度 (HD) ビデオをサポートしました。

2007年のNABトレードショーで、CalDigitは最初の高性能PCIe 8ベイRAIDタワー、HDProをリリースしました。この製品は、RAIDコントローラキャッシュとホストマシン間の最適な転送サイズとタイミングを実現する独自のActive Sustained Transfer Technology (ASTT)を特長としています。その結果、HDProはパフォーマンスの低下を排除し、持続的なデータレートを最適化することができます。この新しいPCIe RAIDが市場に投入されると、ビデオ編集者は ProRes 422(HQ)の複数のストリームを編集するときにフレームドロップの問題に遭遇することはなくなります。その後、CalDigitは別のPCIe RAID、HDPro-24、24ベイRAID、および PCIeネットワーク全体で最大1600MB/s をサポートするPCIe SANストレージデバイス (ストレージ エリア ネットワーク) を発表しました。

CalDigit は、2008年にMac用のUSB 3.0インターフェイスドライバーとストレージデバイスをサポートした最初の企業でもあります。

CalDigitは、製品の研究、開発、設計、製造を1社で行う数少ない垂直統合型企業であることを誇りに思っています。CalDigitは、高速PCIeアーキテクチャの豊富な知識と、ビデオプロトコルの豊富な知識から、2011年以来、最初のThunderbolt開発パートナーの1社として確固たる基盤を築いてきました。

他のメーカーがドッキングステーションに低ワット数の電源を供給することでコストダウンを図っているのに対して、CalDigitのドッキングステーションにはフルワット数の電源が付属しています。CalDigit の全ての電源は各ポートに十分な予備電力を供給し、ホストデバイスをフル充電するのに十分な電力を供給することができます。市場の他のドッキングステーションは電力不足のため、充電中のホスト機器から他の電力消費の多い機器に電力を供給することしかできません。これらのメーカーが96Wのホスト充電を謳っていても、そのドックがフルローディング状態である場合、ホスト充電は96Wからわずか46Wに減少する可能性があり、その結果、危険な低速消耗状態に陥る可能性があります。「ダイナミック・チャージ」や「スマート・チャージ」といったマーケティング用語には注意が必要です。

柔軟性を高めるため、CalDigitはTS2に二方向デザインを採用し、省スペースで縦置きと横置きを可能にしました。ユーザーはドッキングステーションを好きな向きに自由に配置できるようになりました。このユニークなデザインコンセプトは、CalDigit Thunderbolt Stationドッキングステーションシリーズの定番となりました。

市場のThunderboltドックの大半は、ODM工場によって製造され、前面に Thunderboltホストポートを搭載しています。ホストポートは常にドッキングステーションに接続されているため、CalDigitのドックは全て背面または側面にホストポートを搭載しており、デスクトップをすっきりとした状態に保つことができます。